松本清張
それは、「悪は人を滅ぼし、巨悪は国を滅ぼす」からである。悪を個人と見立て、巨悪を組織と見立て、国を国民全体と見立てると分かりやすい。松本清張が生きていれば、現在の社会状況をどのように分析し表現したか?非常に興味が湧くところである。
はじめてこれを読まれる方のために、これは、日記であり、エッセイです。また、これまでの生活体験、人生経験に基づいた一種のモノローグ集と言えるかも知れません。 今回、「その十四」には、初版から第十三版までに取り上げた目次テーマの中でも、特に「コ…
これは、「松本清張」の作品ではありません。アウトローの世界を扱ったフィクションですが、混迷の最中にある現代社会にあてはめて観ると、ある意味、スッキリする部分もあります。
社会の出来事とその根底に流れるコトの本質に、人間の欲望という観点から、これほど鋭く切り込めるのは「松本清張」をおいて他にない。