天災事変頻発の今日この頃である。他人事とは言っていられない、いつ身近に起きても不思議ではない状況にあると感じる。そこで、甚だ不十分と思いながら所蔵している防災用品の中でも、特に消費期限のある非常食(食材)について、あらためて確認することにした。
非常食に関しては、いくら非常食とは言え消費期限があり、いつまでも保管したままではダメで、適当な時期に(古い非常食を新しい非常食に)入れ替えをしなければならないと分かってはいた。しかし、実際には、その入れ替えのタイミングを引き延ばし続けてしまっていた。
その理由の一つは、本来、非常時すぐ持ち出せる場所に置いておくべき防災用品を、家の中でも最も邪魔にならない奥の奥部分にしまい込んでいること等がある。これは、防災準備の鉄則に反したお粗末な体制とは思うが、残念ながら悲しい現実である。
この現実を直視し、埃にまみれた防災品関係の所蔵箱などから非常食を引っぱり出すことになった。今回の報告対象は、消費期限を1年以上経過した、お湯か水を注ぐだけで「ごはん」ができるスグレモノ(画像参照)である。
次回、作り方とその留意点および試食結果について、報告したいと思う。