つれづれ雑ぐさ

新たな時代変化への想いを、自身の実体験とともに日記調に書きなぐったものです

ゆるさの価値

ゆるさは、ゆるい状態を表す名詞である。ゆるい(緩い)は、きついの反対語であるが、言葉のニュアンスとして、どちらかと言えばあまり評判がよくないように感じられているが、実際のところどうだろうか?

辞書で調べてみると、

1.張りぐあいや締めぐあいが弱い。また、すきまなどがあり、ぴったりとしない「ねじが―・くなる」「くつが―・い」

2.曲がり方や傾斜などが急激でない。「―・いカーブを描く」「―・い坂」

3.激しくない。勢いが弱い。また、ゆっくりしている。「流れが―・い」

4.規則などが厳しくない。寛大である。「―・い罰則」

5.水分が多くやわらかい。「―・い便」

6.落ち着いている。のんびりしていて好ましい。「喫茶店の―・い雰囲気を楽しむ」

7.大ざっぱである。生ぬるい。また、しまりがなく、だらしない。「食うこと以外は何もしない―・い生活」

8.気持ちがたるんでいる。怠慢である。

総合的に見ると、否定的なニュアンスも多いが肯定的なニュアンスも含まれていることが分かる。では、どうしてあまり評判がよくないように感じられてきたのかを考えてみて気付いたことがある。

この続きはcodocで購入