時代の変化は恐ろしいものである。EC、DXなど用語だけ取り上げただけでも、何のことかよく分からないのに、実際はやっている現状がある。幸い、それらの分からない用語も、ネット検索をかければ、今は、AIが懇切丁寧に説明してくれていて助かる。
因みに、ECとは、Electronic Commerce(エレクトロニック・コマース)の略で、インターネットを通じて商品やサービスを売買する「電子商取引」である。「ネット通販」や「ネットショップ」といった言葉で表される、現代の主な商取引の形態の一つであり、企業が消費者へ販売するBtoC、企業同士で取引するBtoB、個人同士のCtoCなど、様々な形態がある。
そう説明されれば気付くが、今やすっかり市民権を得て、自身もフル活用している世界的通販最大手であるAmazonでの買い物はECそのものなのである。しかし、これを、何らかの事業を行う事業主体という立場で考えだすと面倒を感じることがある、
それが、冒頭の記事タイトルにある電子帳簿保存法である。何を言いたいか?通常、商売をした証拠として、確定申告のために領収書や請求書等を必要とするが、これらは、これまでは通常、紙の書類であった。
しかし、ECの世界では、それらが電子データになり、その証拠としての保存義務も電子データのままでなければならないのである。素人が考えると電子データでも紙にプリントアウトすればいいのでは?と思うが、それではダメなようである。
その理由は、次回に