つれづれ雑ぐさ

新たな時代変化への想いを、自身の実体験とともに日記調に書きなぐったものです

数字マジックの恐怖 その2

コロナ感染者数が猛烈な勢いで増加し始めたが、驚くに足らないことである。実態はもっとずっと深刻であることが、容易に予想できるからである。前回の「数字マジックの恐怖」でも述べたように、毎日、発表されるコロナ感染者数だが、これが実態だと信じている国民はほとんどいない。

なぜなら、感染経路も分からない無症状感染者も含めた全国民の感染検査をしているわけではないからである。第一、無症状感染者が、検査結果によって、仕事、家庭、生活などに重大な支障を来すことが明らかなPCR検査を、極めて限られた事情を除き自ら進んで受けるとは到底考えられないからである。

その結果、感染力の強いデルタ株は、飲食店に限らずあらゆる雑踏で、既に市中にまき散らされていると考えるのが妥当であろう。したがって、感染者数の約半数を占める若年・壮年世代にも、ついに症状が現出し始めたのであろう。

もはや、実質は、発表数の数十倍、数百倍の感染者が市中にいると思ったほうが良さそうである。中等症者の入院から自宅療養への切り替え方針も、それを裏打ちする国の考えなのであろうが、国民の立場からすればたまったものではない。

必要なときに誰でも必要な医療が受けられるとした、世界に冠たる、日本の国民皆保険制度の崩壊が始まったのである。

つづく