つれづれ雑ぐさ

新たな時代変化への想いを、自身の実体験とともに日記調に書きなぐったものです

箱根駅伝に、真の「山の神」が登場する日

今年の箱根駅伝もいろいろなドラマがあって楽しめたが、自身、TVを視聴して感じたことがある。実況放送に初めて女性アナウンサーが登場したのだ。それは、スポーツイベントの実況中継は、男性アナウンサーという常識を打ち破る画期的な出来事であった。

実際、実況を聴いていても、男性アナウンサーに一歩も引けを取らない迫力と感動を呼ぶ内容で非常に好感が持てた。このことから、ある想像を思い浮かべることになった。それは、この箱根路を女子ランナーが走る日である。

箱根路の急坂を上るランナーは山の神と呼ばれる。山の神とは何か?実際の神の名称は地域により異なるが、その総称は「山の神」「山神」でほぼ共通している。その性格や祀り方は、山に住む山民と、に住む農民とで異なる。

どちらの場合も、山の神は一般に女神であるとされており、そこから自分の妻のことを謙遜して「山の神」という表現が生まれた。このような話の原像は『古事記』、『日本書紀』のイザナミノミコトとも一致する。

すなわち、真の「山の神」は女性なのである。したがって、女子ランナーがこの箱根路を走ることに、何の矛盾も違和感もないのである。必要なのは、箱根駅伝への女子版を新たに創設するか女子ランナーの参加を認めるかだけのことである。

当然ながら、心臓破りの箱根路の急坂は、類まれな素質と鍛え上げた健脚およびタフさを誇る男子ランナーにとってさえ、苦難を極める肉体の限界へのチャレンジである。だからこそ、そのひたむきで懸命なチャレンジ姿勢は、人々の心を強く打ち勇気をもたらす。

そう考えれば、このチャレンジ機会を男子に限定する理由はどこにもない!箱根駅伝に、真の「山の神」(女子ランナー)が登場する日を待ち望む理由がそこにある。

つづく

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