つれづれ雑ぐさ

新たな時代変化への想いを、自身の実体験とともに日記調に書きなぐったものです

藤井聡太八冠(現在は、七冠)のタイトル喪失の意味するもの

藤井七冠ご自身が今どうお思いなのかは分からない。悔しくて悔しくて涙を流して見えるかも知れない。しかし、それは別にして、はたから見ていれば、これは起こるべくして起こることでやむを得ないことであるとしか思えない。

これを、剣術達人の藤井城主が籠城する藤井城を攻め落とさんとする、これまた名うての剣術達人が次から次へと城攻めに駆け上がって、斬りかかってくると想像してみるといい。一人を斬り倒しても、ろくに休む間もなくすぐ次の別の達人が襲ってくるのである。

このような状況では、いかに剣術達人の藤井城主でも、バッサバッサと相手を斬り倒していくうちに、伝家の宝刀も刃が欠けて切れ味が鈍ってくる可能性もあり、疲労等から致命傷とまではいかなくても、腕や肩に不覚の負傷を負う可能性は十分にあり得る。

あらためて、プロ将棋界、しかもその頂点に君臨する意味を考えざるを得ない。自分ひとりの実力だけしか頼るものがない、プロになるだけで恐るべき修行を積み、さらに一つでも大変なタイトル挑戦権を得るためだけにさらに恐るべき修行を積む。

そして、その挑戦権を得てもタイトル保持者の前に敗北を繰り返す。そんな艱難辛苦を繰り返してなお、何の保証もないチャレンジを繰り返す。金のためでなく、地位や名誉のためでもなく、ただ、勝つために、トップになることを夢見て

何と純粋で清々しい想いであろうか?温和であどけなさが残る、藤井七冠に宿る、内に秘めたるすさまじい闘志・・・真に強い人間とは?真に強くなるためには何が必要か?人間はどのように成長していくか?等々に想いを馳せる、にわか将棋ファン、にわか藤井聡太ファンの戯言である。

つづく

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