ある国の過去に起きた悲惨な歴史の語り部が極めて少なくなってきた。誰も、思い出したくもない悲惨な歴史を語りたくはないはずだが、それでもなお語ろうとするのは、子ども・若者・次世代を再びその惨禍に曝してはならないという決意・信念からである。
「歴史は繰り返す」と言われるが、歴史的事実の当事者(語り部)がいなくなったときが危ないとされている。なぜなら、実体験に基づく語り部にしか、真の悲しみ・苦しみ・絶望感は分からないため、歴史的事実を正確に緻密に分析したとしても過ちを繰り返すのである。
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