つれづれ雑ぐさ

新たな時代変化への想いを、自身の実体験とともに日記調に書きなぐったものです

野生動物を駆除の対象にすることの是非

家畜と野生動物の主な違いは、人間の管理下で生きているか、自力で生きているかである。家畜は人間のために品種改良された動物で、繁殖や食餌など生活のすべてを人間が管理する一方、野生動物は自然環境で自力で生活する。

それでは、家畜は元から家畜であったのだろうか?そうではなかったようである。もともとは野生動物であったが、長い歴史の中で人間によって家畜化されたようである。家畜化の経緯と主な動物の起源は以下の通りである。

1.家畜化のプロセス

家畜化は、人間が動物の生殖を管理し、人間にとって有益な特徴を持つ個体を選別し続けることによって進んだ。

①人間への接近: 野生動物の一部が、外敵から身を守るためや、人間の集落の近くで容易に餌(人間の狩りの残りなど)を得られるため、人間の近くに留まるようになった。

②馴化(じゅんか): 人間と動物の距離が縮まり、特定の個体が人間に慣れていった。

③人為選択と管理: 人間は、より従順で、利用価値の高い(食料、労働力、番犬など)個体を意図的に選び、繁殖を管理した。これにより、野生種とは異なる遺伝的特徴を持つ家畜の品種が作り出された。

2.主な家畜の起源(祖先)

ほとんどの家畜には、かつて地球上に存在した、あるいは今も存在する野生の祖先種がいる。

イヌ: 約14,000~12,000年前にオオカミから家畜化されたと考えられており、最も古い家畜である。

ヒツジ: 紀元前7000年頃に、ムフロンなどの野生種から家畜化されました。

ヤギ: 約10,000~12,000年前に野生ヤギから家畜化された。

ブタ: 紀元前8000年頃にイノシシから家畜化された。

ウシ: 約1万年前にオーロックスという野生種から家畜化された。現在、オーロックスは絶滅しており、家畜化された牛だけが残っている。

ネコ: 約1万年前に農耕が始まると、ネズミから穀物を守るために人間の生活圏に近づき、家畜化が進んだ。

これらの動物は、もともとは自然の中で生きていた野生動物の子孫であり、人間の歴史とともに現在の家畜という形に進化してきたのである。

それでは、現在、社会で大問題化しているクマ被害についてはどう考えるべきであろうか?次回以降、クマを駆除の対象とすべきか否かについて考えていきたい。

つづく

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