ある国の超大都市選挙の立候補者の学歴詐称疑惑は重大局面を迎えた。確かに、学歴詐称が真実であれば大問題であり、直ちに正さねばならない。そういう意味で、疑惑を持たれた候補者は、疑惑に根拠がなければ、誠心誠意その疑惑を払う活動をしなければならない、
それが、いかに本来の選挙活動を妨げることになろうとも。そして、わずかでも疑惑に根拠があり訂正すべき点があるならば、直ちに訂正し公表すべきである。しかし、実際には、対応タイミングを失し、もはや「時すでに遅し!」という状況かも知れない。
良いことは後でも!悪いことは直ちに!報告・公表という鉄則は、ビジネスの世界だけでなく、政治・社会活動にもそっくり当てはまる。当該候補者は、少なくとも学歴に関しては市民の信頼を十分得られているか疑わしい。
したがって、そのことを放置・隠ぺいしたまま活動を続けることは、住民の信頼を裏切り欺く背信行為であるから、誤りがあれば直ちにそれを正し、正直に謙虚に詫びなければならない。それが、公僕を目指す候補者自身を救う、唯一の道であることも明らかだ。
このスキャンダルにまみれた学歴詐称疑惑問題を考える意味で、自身の書いた過去のブログ記事「学歴とは何だ?」(拙著:つれづれ雑ぐさ その九 目次テーマ:学びに掲載)を、敢えて、再度そのまま引用して、下記に記載する。
学歴とは何だ?
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