つれづれ雑ぐさ

新たな時代変化への想いを、自身の実体験とともに日記調に書きなぐったものです

ことわざの重み その14

「下手な鉄砲も数撃ちゃ当たる」ということわざがある。これは、どんなことも回数を重ねれば、そのうちには、まぐれ当たりもあるというのが通説であるが、本当にそうだろうか?

鉄砲を撃つということは、必ずそこに的としての目標物がある。そこにターゲットを定めており意思ある行動である。すなわち、回数を重ねる毎に、そのターゲットにより近く照準を合わせていこうという強い意思があるのである。

したがって、回数の繰り返しはやみくもでなく、当たったのは技術の行動による結果と考えるべきである。自身の楽器演奏経験からもそれが裏付けられる。すなわち、楽譜が正しく読め、歌えれば、基本、楽器は弾けると言われる。

しかし、楽譜通りに演奏することは、思っている以上に難しい。楽譜の速度に付いていけない、リズムが狂っているなど、さまざまな課題に直面しながら楽器と格闘することになる。そこで、練習また練習の繰り返しとなる。

そんなとき、偶然のように、たまたまうまく弾けることが起きる。再現性は別として、うまく弾けることが多くなる。そう、これは、まぐれではないのである。明らかに、楽器を弾く技術が向上した結果なのである。

換言すれば、楽器を演奏する練習回数という「量」から、楽器演奏の技術向上という「質」への変換が起きたのである。

つづく